(寮からの通勤路。この景色は毎日見ていて日々工事が進んだり、止まっていたり、奥にはビル街、手前にはフィリピンらしい雰囲気も残っている、思い入れのある道です。次にみる時が楽しみです!)

自分の現在位置を知る

こんにちは、長いようで、短く感じるリモンズのインターンがついに終わってしまい、抜け殻のおたきです。

こちらの記事を読みながらインターンをしようか決めかねているそこのあなた!
この記事を読んで、ご自身の最適な決断ができれば幸いです。

海外でインターン、就業経験を積みたい!
でも、どこを選べば良いのかわからない、、、
そんなことを考え続けても正直答えは、見つからないと思います。
それは、なぜか!?自分の選択に必ずしも正解はないからです。

私も最初は正解を求めすぎて、仕事をするのにも、一番の正解を求めながらあーでもない、こーでもないとやっていました。しかし、その考え方だと表面的には綺麗に見えるかもしれないが、時間を置いて再度見直して見ると違いが明らかに。。そう、自分がその時には正解だと思っていたことが違った視点、今一度考え直して見てみると全くもって違っていることに気づいたり。。

仕事をするにも、自分自身の大事な選択をするのにも、ある程度の知識や経験は選択をするためには必要ですが、最後にはやって見なくてはわからない。または、沢山やったからこそ正解ではなくても、最適な答えが出せることに気づかせてくれた。それがリモンズのインターンです。

リモンズで学んだこと、気づけたことは、沢山ありますが、中でもこの能力は伸びた、得られたというよりも、何よりも「自分の現在位置」を知ることができたことです。

自分の現在地を知る、というのは先ほど伝えた最適な選択を行うためにも、その選択を行うために、どれほどの知識・経験が必要か見極める、何が足らないか見極められる判断材料を知ることができます。そんな自分に足りないと感じたいくつかのポイントを振り返っていきます。

そもそも、今回リモンズのインターンに挑戦しようと思ったきっかけは、既に内定が決まり、大学卒業後の入社までの約半年間あり、その期間を有効に使い、仕事が始まるまでの間、海外での就業経験を積みたいと考えたからです。

しかし、実際にそれらの経験が今後の自分の人生にどれだけ役に立たせることができるのか、、疑問に思うようになりました。限りある時間をどのように有効活用していくのか、そこで選択肢に上がったのが、実施に業務を経験する!ということで海外インターンシップ!実際のビジネスの現場で経験を積める場所・屈強な経験ができる場所!と思って、探しました。

英語よりも大切なもの

海外での就業経験をしたい、自分の今の実力が知りたいと張り切って挑んだリモンズのインターンシップですが、自分が今まで考えていた、海外で働くに必要なことという概念は、考え直されるものでした。

それは、海外で働くのにも、日本で働くのにも、一番大切なのは、「英語でも日本語でもない」ということです。海外で働くには英語が必要不可欠ではないの?そうです、ゼロよりかは少しは話せる方が良いですが、必ずしもネイティブのように話せる必要は必ずしも無いということです。そもそもフィリピンでは英語は準公用語でほとんどのフィリピン人が話せますが、みなさん母国語はタガログ語だったり、セブアノ語で英語が第一言語という人はほぼいません。

では、英語でも日本語でもなく、何が必要なのか、それは「ロジカルシンキング」みなさんも良くロジカルに話す、ロジカルに考える、など良く耳にするかとは思いますが、そう、そのロジカルです。要は相手が求めていることを自分の言葉でどれだけ分かり易く伝えられる。または何かの目標に対してしっかり順序立てて過程もれなく考えられるか。それがロジカルシンキングです。

このロジカルに考えるということは、英語を使って話す、日本語を使って話す、などあくまで言語はツールであってその言語を使って自分の考えを相手に伝える。それこそが英語よりも、日本語よりも一番大切であると感じさせられました。

と言いますのも、仕事とは、こんなことがしたいけど、それには時間がかかる、もしくは方法がわからないという物事に対して、その方の代わりに方法であったり、最善を提供し、それに対する対価を頂く。要は相手が求めているものに答え、対価を頂く。これが仕事をするということで、その依頼に対して、相手がどんなことを依頼しているのか、必要としているのかを把握することが一番仕事の質を高めていくということをインターンを通して学ばせて頂きました。特に、代表の川室さんからは、口すっぱく論理破綻の文章や言動に対し、よく「意味がわかりません」とご指導頂き気づかせて頂く機会を沢山頂きました。

仕事をするだけに関わらず大切なのは、相手が何を求めているかということを、提示された条件やその時の状況を踏まえてどれだけ詳細に、論理が飛躍しないように把握し、伝えられるかということです。この相手が求めていることと自分が必要だと思うことに相違があると見当違いな情報を相手に与えてしまい、全く求められている物とは見当違いな結果になってしまいます。

英語を使うのにも、日本語を使うのにも、必ずロジカルは必要になってきます。
例えば、相手に何かを伝えたい。と思った時にも相手に分かり易く伝えるためには、理由を説明しなくては伝わりません。
ただ、〇〇が欲しいです。よりも、この〇〇にはこんな機能があって、こんな使い方もできて、他と比べてもこれだけ〇〇の方が△△と比べても良いです!と言われた方が相手に〇〇の必要性が伝わるかと思います。上記を伝える際にも、伝える順番だったり、伝え方によって相手への理解度は異なってくると思います。この方法にもロジカルにどのように伝えるかということを考えることが大切です。

以前の自分は、人と話すことは全く抵抗がなく、初めての人とでも、年齢が離れている方でも話すということに関して、同年代では自信を持ってコミュニケーションができていると勘違いしていました。自分が言うコミュニケーションとはただ、その場の雰囲気を見て話をするただのチャッティング能力でコミュニケーション能力ではなかったと言うことです。コミュニケーション能力とは、ただ話を盛り上げるだけではなく、常に相手が何を求めているのか、何が必要になり、どんな質問をすれば、より相手が思っていることを引き出せるかなどと常に相手を考えながら会話をすることであると、感じました。同時に、これを意識し続ける意味は絶大でこれから先、必要不可欠になり一つでも頭を出して行くためには必須であると痛感させられました。

活字で見ると、いやいや、、当たり前のことを言ってるだけじゃん、、と思った方。そうです。当たり前のことが一番大切なのです。しかし、この当たり前をできている人はどれだけいるのでしょうか。

視点の違い

実際に、メールでやり取りを行う際にも、説明の方法によって、商談のスピードが異なっていました。自分が作成したメールを送る前に確認の為に社員の宮城さん、もしくは川室さんに見ていただいていたのですが、自分が文章で伝えていることと相手が本当に聞きたいことが合っているのか入念に確認して見ると、少し論点がずれているのではないか、本当にこの情報は相手が求めている情報なのかなど、添削や推敲して頂いたことによって見えてきたものがあります。

特に、より最適な情報を相手に伝える際に、重要であるポイントはどれだけ相手の視点に立てるかです。
自分が相手のためを思って、この情報は必要なのではないかと思って伝えていたポイントも、今一度俯瞰した視点から全体を見て、相手の視点に立ち代わって見ると、詳細を伝え過ぎて、より難しく情報を伝えてしまっていたり、時には不必要な情報で相手を混乱させてしまったりしました。これによりメールを送る件数が多くなってしまって時間をかけて作ったメールも再度作り直さなくてはならなくなってしまったり、、、勉強の毎日でした。

また、相手にどうすれば伝わるのか、それは明確なイメージを持っていただくということ。
次にどんなステップを行うのか、どんな手続きがあるのか、どれくらいの時間がかかるのかなど、次の次まで相手にイメージさせることがお互いの理解を深めると共に、自身の確認にもなります。同時に、「伝える」と「伝わる」は違うことと、ただ自分は相手に言っただけでは、全く意味がないということ、沢山ご指摘頂き痛感できました。

それらの指導は、正直そんなこと言っても自分の特にならないのでは、、ということまでしっかりインターン生を見てくださる言葉で、時には夜にも関わらず1時間も2時間も話をしてくださったり、一緒にご飯を食べながらも常にお客様やインターン生、スタッフを気にかけて下さったり、自分の得にならないことを相手に与えることができる方はやはり一握りだし、周りが見えていて自分自身もそうなりたいと思える人たちばかりでした。

ここがリモンズインターンの魅力!

一緒に働く人や過ごす人によって人は変わって行きます。リモンズでは個性溢れるフィリピン人スタッフもいて、お互い納得するまで議論することもあったり、時には美味しいフィリピンフードを振舞ってくれたり、温かみのある仲間がいました!


(宮城さん(ケーキをもつ)の誕生日祝いです!!)

リモンズの方針は、インターン生というステータスであっても雑用の仕事ばかり任せがちですが、実際の業務をメインに行うことが可能です。実際に不動産視察ツアーに同行したり、現地のブローカーの方との英語のやり取りや、社内のフィリピン人スタッフとも英語(時にはタガログ語)を交えてコミュニケーションを取りインターン生という枠にとらわれず幅広く活躍しています!

自分を変えたい、まだなんとなくしか決まってないけど、時間がある!むしろ今しかない!逆境に負けないポジティブな仲間と成長著しいフィリピンのど真ん中で試したい!そんな人たちにちょっと苦しいこともあるかもしれませんが、乗り越えるとその先に見える新しい自分がいるはずです。元インターン生の自分が言うにもなんですが、リモンズがおすすめです!!というか、一択です。

インターンを終えた今だから言えますが、リモンズにきて、良かったと思っています。感じ方はそれぞれかもしれませんが、良くも悪くも自分次第だと思います。
常に与えられた環境だけの中で行くのではなく、常に疑い続け、本当にその選択が一番適切なのか、型にとらわれず常に変化していける環境があると確信しました。そして今いる自分が選択した環境の中でどのように自分の時間をやりたい事へ最適化していくか、それが一番大切なことだと感じられました。

ここまで読んで下さった方、何を言ってるのかさっぱり分からなかった、もっと知りたい!と思って下さった方、様々かと思います。
やはり自分で体験して見ないと分からないことがインターネットがここまで普及した世の中でもまだまだ沢山あるかと思います。
「百聞は一見に如かず」是非、リモンズのインターンで自分に挑戦して見てください。

リモンズの仲間として共に働いてみたい!海外で働きたい!フィリピンを感じたい!という方は下記URLをご参照下さい。
http://www.pilip.com/ja/recruit/