前回のブログ(前編)はこちらから

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前編では紹介できていなかった

部分に関して触れていきたいと思う。

 

Cabinの部屋の中には2段ベッドが2つ。

 

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ライト、カーテンがあり、比較的プライベート空間をしっかり作れるようになっている。

またトイレとシャワーが部屋に備え付けであるのが大きい。

 

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というのも大広間に大量のベッドがあるクラスだと、

シャワー/トイレに関しても共有の部分を使用する必要があるからだ。

 

かなりごった返す上にややセキュリティー面でも不安があるため、

今回の選択は正しかったと胸をなでおろした。

 

さて、今回の船旅には朝食・昼食の2食がついている。

裏を返せば、夕食に関しては購入する必要があった。

 

船には一つの大きな食堂とカフェが備え付けられていた。

 

大きな食堂はIsland Feast,

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カフェはHorizon Café だった。

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船上で食べた3食は以下の通りだった。

 

〈夕食〉

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(シシッグ写真)

こちらのシシッグとライスで130ペソだった。

船上価格であることを踏まえてもこの値段であれば手が届く。

ボリューム・味共に申し分なく、美味しく頂く事ができた。

強いてマイナス点を言うのであれば、ミネラルウォーターが臭すぎて飲めなかったのが痛かった。以降2食ここのミネラルウォーターは一口も手をつけていない。

 

〈朝食〉6:00AM~8:00AM

こちらは元々のチケットに付いているものである。

まず、最初になぜかコーヒーが出てくる。

 

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味は決して悪くない、というかおいしい。

ただ日本の感覚で言えば、

コーヒーは食中もしくは食後に出てくるものではなかろうか…。笑

 

メインはシンプルに米と目玉焼き、そしてポーク・ソーセージなど3種類から選べるものだった。

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米が非常にもっちりしており美味しかった印象が強い。

また目玉焼きが半熟であり、フィリピンでも半熟という概念があることに驚いた。

 

船の上だったこともあり、ご飯がまるでプリンのようにプルプルふるえていたのが何よりも印象的だった。

おそらくご飯からみれば僕も同様にプルプル震えていたのであろう。

お互い様である。

 

〈昼食〉11:00AM~1:00PM

最初に出てきたのはスープ。

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しかし、このスープの味が何なのかはしたバカの自分にはついにわかることはなかった。

少ない引き出しを開けて探しまわった結果ホコリまみれのそれっぽい言葉

「クラムチャウダー」が出てきた。これでしか今、この味を表現できない。

 

メインディッシュはライス、ゴーヤーチャンプルー、そして最後の一品は

魚・牛肉・野菜炒めから選択できるものだった。

 

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選択したのは魚のバングス(ミルクフィッシュ)。

白身の淡白な味のフライである。見が閉まっていて非常に美味しかった。

ライスの上にかかっているものはカレー風味でライスが進む、進む。

あっという間に平らげることが出来てしまった。

(ミネラルウォーターを除けば)言うことは何もない。

 

ちょうど朝食時にたまたま相席になった、夫婦と少し会話をした。

旦那さんが仕事の関係で横浜・広島・名古屋といったことがある方で

日本人に対してかなり親しい方だった。

 

しかし、自分の英語力、殊に相手の発言を聞き取る能力に乏しいせいで

会話のテンポがいまいち掴みきれないところが非常にもどかしく悔しい思いでいっぱいである。

 

英語力という観点ではほとんど成長実感が無い。

それでも、フィリピン人の人になんとか伝わるのでこちらの意図は伝わるという意味ではいいが、会話のキャッチボールでなくドッヂボールになってしまっている状況は非常に芳しくない。

悔しかった。いつでも悔しい。恥はかきすてなければならないが、

アウトプットありきでインプットもしなければ英語力が伸びないことは非常に痛感している。

 

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話がそれてしまった。

 

夫婦である。

その夫婦に「いつも船を利用するのか。」と問うた。

 

妻「いや、これが2回目だよ。普段は飛行機を使うよね」

 

杉「なんで今回は船を?」

 

妻「荷物が多いからだよ。飛行機だと重量制限もあるしね。みんな大荷物だろ?

荷物が多い時は船を使うのが一般的なんだよ」

 

杉「なるほど、ちなみにRo-Roはどうなの?」

Ro-Roとはバスに乗り込み、そのバスごと船に乗り込んで移動する手段である。

クバオという地域から出ていると事前情報で調べていた。

 

妻「Ro-Roの場合はここまで船が大きくないからね。そこまでメジャーな方法でもないよ」

 

夫「YOKOHAMA!」

 

なるほど、勉強になった。

 

そういえば船内にいってもやはりフィリピン人しかほとんどいなかったのが印象的だった。

OJTの集団が会議室スペースでミーティングスペースで会議をしているのも印象的だったし、

船内にも関わらず帽子をかぶっている人の多さ、圧倒的な男性客の多さ、

ほとんどの人がサンダルを履いていたなど、疑問点はつきなかった。

 

最大に気にあったのが電波状況である。

Pocket WiFiを持っていたので敵なしかとおもいきや船上ゆえに電波は島に近づいたときしか入らず、

ほとんどネットと遮断された環境であった。

 

いかがだっただろうか。

船で行くセブ。

 

食事がおいしく、ネットを忘れて余暇を楽しむという観点では悪くないのかもしれない。

 

なお、杉原はもうお腹いっぱいだ。

次は飛行機で行きたい。