どうも!

と言い続けて2週間、トーマスこと前川です。

最近は我が師匠上野さんの家に赴くことが多く、休日を満喫しているのであります

上野さんの部屋にはビッグシアター、テキーラ、さまざまな食材、

また、窓からは世界三大夕日と呼ばれるマニラベイを一望できるのであります。

 

「金がなくったって、こんな勝ち組のような住まいに住めるんやなー」と連呼する上野さん。

流石は師匠言うことがやはりほかの方とは違うようです

 

 

さて今日は昨日に引き続き永住権取得の様子をレポートしていきます。

本日は前回行われたメディカルチェックの結果を受け取りに、メディカルセンターへ赴きます。

その後健康上問題ないことを証明するスタンプを受け取りに行きます。

この手続きが完了すればメディカルチェックは完全に完了です。

※メディカルチェックとは健康診断のようなものです。

もちろんこの結果になんらかの問題が発生した場合、栄光の永住権取得に支障をきたしてしまうのであります。

 

もう一つの予定として、NBIと呼ばれる政府機関へ赴き、お客様のデータをチェックし、

指紋認証をし、最後に写真を撮ります。

ここでは日本では同姓同名が多く、しっかり本人かどうかを見極めることと、過去に犯罪歴等ないかチェックしていくことが目的です。

 

お客様をお迎えし、メディカルセンターへ向かいます。

さっそく結果を受け取り、最終的に健康に問題がないことを確認してもらい、最終判断のスタンプをいただきに向かいます。

 

DSC00347_Fotor

しかし、最終スタンプをいただく寸前で、お客様の健康上少々問題があるとのこと。

しかし日本で受けた健康診断には何も問題ないということで、再度別の病院にて検査をし、セカンドオピニオンによって、スタンプを受け取る作戦に切り替わります。

※セカンドオピニオンとは別のドクターの診察をうけ、意見を頂くということです。

 

フィリピンの審査は自分の勝手な想像ですんなり通るのかと思いきや、予想以上にストリクトなフィリピン人審査員です。

 

別の病院にての再度検査は後回しにし、当初の予定であったNBIへむかいます。

カメラで様子を撮影したかったのですが、

「撮影したら逮捕されるわよ」とマム・ティナからパンチ寸前の注意をうけました。

 

ここでは先ほどお話しした通り、お客様のデータチェックを行います。

NBIの中に入り込むと信じられないほどの人の大群が!!

エレベータ~に乗るにも一体何年かかるのであろうかというほどの列!

 

しかし!流石はマム・ティナ!

強力なコネクションにより私たちが待った時間はわずか2分程度!

恐らく列に並んで待っていたら完全にトランプ等の遊びですら満足に時間を潰すことはできなかったでしょう

「やはりお友達は大事ですね~」とお客様も感動の様子。

ここでのチェックは10分程度で終了し、二度目のメディカルチェックを受けに、

MAKATI HOSPITALへ向かいます。

ここでの診断に問題がなければ、健康上に問題がないことを証明するスタンプを頂くことができます。

 

しかしここでも診察を待つ長蛇の列!

しかし流石はマム・ティナ!ここでもコネクションを発動!とはいかず、

お客様と順番を待つことに。

時が永遠に感じるとはこのことであろうと思うほどに順番を待ちます。

 

何時間待ったでしょう、ほかの患者様の診察がすべて終了し、ついにお客様の名前が呼ばれ、検査を受けていきます。

検査の結果!

「いたって正常です。異常な点は一切見当たりません」とのこと.

お客様とともに歓喜の声をあげ、握手を交わし、

「これで安心して日本に帰ることができます」と、とても喜ばれておりました。

ドクター話によると最初に行われたメディカルセンターの診断技術が乏しく、たまに誤った結果がでてしまうとのことです。

 

しかしなんにせよお客様が今回問題なく永住権取得の第一ステップをクリアされ、私も久々にうれしいという感情が湧き出てきたのであります。

 

今回のお客様とは次また第二ステップの手続きに来られた際ぜひお会いしましょうとのありがたきお言葉を頂きましたが、私は恐らく故郷ジャパンに滞在していることでしょう。。。

悔しいです!

 

しかし今回感じたことはいくらフィリピンでの永住権の取得のハードルが低いとはいえ、やはり個人で永住権を取得するには第一ステップの段階でもほぼ不可能であると感じました。

英語に加えてタガログ語も必須になっていきますからね。Limonzには相当のコネがあるのだなと感じた次第であります。

 

ぜひとも第二ステップにも参加したいと感じたトーマスでした!

では!